シニアのためのシェアリングエコノミー

http://dotinc.jp/ 楽天を退職、起業してairbnbをやっている管理人が、airbnbの理念「客として来て、友達として帰る」が好きなので、勝手に広めているブログです。

プラットホーム代行というビジネスモデル

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プラットホームというものができたおかげで、個人の能力が増大して、以前よりも商取引を円滑に行うことが可能になりました。

 

 

プラットホームのおかげで、人と人が直接商取引を「安全」に簡単にできるようになった。

 

ヤフオクメルカリ

 

プラットホームのおかげで、ネット上で予約ができるようになった。

そして、個人の家を貸し出すことができるようになった。

 

楽天トラベルなどの各種OTA→Airbnb 

 

プラットホームというオートメーションシステムのおかげで、商流の中での介在する人の数が減ることで、人件費の割合が下がり、ビジネスとして成立したものがたくさんあります。

 

 

しかし、そんな「人を極力排除して誰でも使えるインフラとなるべく生まれた」プラットホームも、使いこなせない人は多いので、代行の需要は常にあります。

 

そこで出てくるのが「プラットホーム代行」というビジネスです。

 

ぼくは新卒で楽天に入社しましたが、楽天を卒業して起業する先輩たちの一番多いビジネスモデルは、「楽天などのECプラットホームの運営代行」というビジネスモデルでした。

 

楽天というプラットホームを使っても、商品登録、HTML CSS更新、プラットホーム内外のSEO、キャッチコピー、広告出稿、受発注処理、サーバー管理....など、プラットホームに依存しながらも「手を動かすこと」は多く存在します。

 

ここに、ヤフーや自社サイトなども加えてパッケージにしていくと、クライアントは手間が減って大喜びとなりますし、代行する側もまとめて受ける分の工数をまとめて処理する為に、お互いがWin-Winになっていきます。

 

これらは楽天の例ですが、プラットホームは星の数?あります。(また、今後ドンドンと増えていくでしょう。)

 

ビジネスを立ち上げる= 新しい仕組み を作ること = 新しいエコシステムをもったプラットホームを作ること。

 

とも言い換えられるからです。

 

英語ができないし、カレンダーの管理や清掃ディレクション、確認、緊急対応、対応の質向上のPDCAサイクル、などなど、運営する以上必須なポイントを代行して欲しいと感じる人がいる為にairbnbのプラットホーム代行が「継続」して依頼がきます。

 

これを、翻訳 という労働集約型の仕事だけ単発で受けてしまうと、受け取る対価は時給になります。

 

そうではなく、パッケージでプラットホームの代行を受けるところに、主要ビジネスに出来るだけの利幅が存在するのです。

 

 

10年まえの自分が大学生の頃は、

同年代でヤフオク代行をやってる人もいました。

ヤフオクに出品したいけど、自分でやるのがメンドくさい、という人のものを集めて代わりに売って、手数料を取っていたようです。

 

当時は、そんな誰でもできることで起業するなんて若いなーと思っていました。。。。が、そういった代行をやっている方は多く、自分の見えてない需要があったようでした。

 

このように、日本のマジョリティの人は「時間がない」為に、代行業を人に受け渡します。

 

その代行にとって、受け手には時間がかからなくても、「心理的な障壁」を越えて代行してくれることに価値を感じてくれるのです。

 

このプラットホーム代行という動きは、「何かに時間を囚われている日本人」に取っては適切なリソースアロケーションであり、ある意味、シェアリングエコノミーの一つである気さえします。

 

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と、このように日本という特殊な市場がゆえの「プラットホーム代行」というビジネスモデルですが、

一番気をつけなければいけないことは、「そのプラットホーム自体が生殺与奪の権を持った驚異的な存在になる」ということです。

 

googleというプラットホーム上での広告のリスティング代行

ですとか、

Faceboookというプラットホーム上での広告リスティング代行、

という代行業に関しては、

「プラットホーム上でのビックデータによる最適化」という競合がプラットホームの代行業務を除外しようとします。

 

これがairbnbでしたら、airbnb上で把握している競合の価格と相対的に比べて上での価格最適化と同じことです。

 

ただ、企業をまたいだプラットホームとなると、最適化は行われません。

 

検索エンジンGoogleによって独占されていなければ、beingの検索プラットホームやInfoseek のプラットホームでの代行。

 

airbnbではなく、booking.comOTAでの代行など、

各種企業間のプラットホームを横断的に飛び越えた代行モデルであれば、

ビジネスモデルとして、単一のプラットホームよりも長生きが可能です。

 

なぜなら、プラットホームというものは、極力人を排除しようとする性質から始まったもので、プラットホーム自体が「極力、人を除外するために作られた仕組み」 だからです。

 

人が決められた関数で売上予測することをエクセルで打ち込んでいる間に、

プログラムにマルコフ連鎖をしてもらう方がミスなく継続性のある仕組みになるのです。

 

なので、プラットホーム代行のビジネスモデルの競合はそのプラットホームの未来の自動最適化です。

 

 

同じことをやっている競合と喧嘩などせずに、未来をみて「プラットホーム自体に」リプレイスされない為にできること をビジネスモデルに組み込んでいくほうが賢いなあと、常にプラットホームそれ自体に怯えながら毎日生きています。笑