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ホテル予約サイトの点数が高いホテルは実は●●

こんにちは。

神保町にある「漫泊=一晩中マンガ体験」MANGA ART HOTEL, TOKYO®

代表の御子柴です。

  

予約サイトのレビュー点数を高めようと必死になることで、プラットホームの戦略にまんまとハマっているのは世の常です。

点数を高めよう!とその予約サイトの文化圏に自主的に首を突っ込んでいく出店者のモチベーションコントロールをすることで、予約サイト側はドンドン儲かるわけですね。

 

今回は、当たり前すぎることをもう一度、と予約サイトの点数はどんな要素で決まっているかをおさらいしたいと思います。

 

1 ゲストが求めるモノ(マジョリティ)に合わせたホテルが点が高いホテルである。
2 ゲストが求めるモノ(マジョリティ)とは、プラットホーム毎に異なるが、ホテル予約サイトに関しては、主に立地や価格と値段やファシリティなどの、「機能的ベネフィット」である。


つまり、ホテルの予約サイトというのは、機能的ベネフィットから離れられません。
なぜかというと、機能的ベネフィットの在庫が95%なので。

 

そこで、5%のホテルは、情緒的ベネフィットのホテルであることをマイノリティなユーザーに伝えて来てもらうプロセスで、本来の顧客をゲットすることが可能になります。

 

だから、自社サイトで集客することになります。

(「なのに」自社サイトで機能的ベネフィットを推しだしてページを作成したら意味なくないですかね。。。。) ←心の声

 

【ホテル予約サイトの点数が9.0以上のホテルを見て感じること】

 

では、ここからは別の話に飛びます。

 

予約サイトの点数は、「お客さんのニーズを定量化したモノ」なので、
お客さんが求めるモノ=機能的ベネフィット がマジョリティになるため、点数を高くするには、機能的ベネフィットを努力することになります。

つまり、予約サイトで点の高いホテルは、機能的ベネフィットを推し進めているホテルになります。

「からの」情緒的ベネフィットでお客さんを集められていないホテル が、実は点数が高くても今後一番苦しくなるホテルです。

(点数が高いホテルをディスってる訳ではありませんので誤解しないでください。)

 

レビューの点数に悩み、レビューの点数をよくする努力を続けて、「その予約サイトの」お客様さんの求めるベクトルに努力し続ける永遠の子供のわがままに付き合う様な道を経営のメインストリームに選んだことになるからです。

 

そして、大資本の会社と競合してのパワー勝負になるからです。


機能的ベネフィットだけを押し進めたマジョリティのワガママに付き合ってきた予約サイトの点数の高い「だけの」ホテルたちはそれをウリにそろそろ売りに出はじめてしまうかもしれません。

 

alu.jp

↑ ※そして予約サイトの都合よく努力できるようになります。

 

 

【情緒的ベネフィットは評価が二分しやすい】

 

情緒的ベネフィットを押し進めたホテルの予約サイトの点数って、8.5-8.7点くらいになると思います。
それは、イノベーターやアーリーアダプターの求めるモノを作ると、80%のユーザーはマジョリティであるから、10点を書いたり、5点を書いたりと、評価が二分するからです。

 

点が高い「だけの」ホテルは予約サイトのアルゴリズム上ではSEO的に関数として残りますが、記憶には残りません。


人の記憶に残らないで、予約サイトの閲覧履歴やアフィリエイトリンクなどのキャッシュにしか残っていないと、実はいつまで経っても辛いのです。

 

キャッシュではなく人の記憶に残るには、予約サイトの点数を真面目に追い続けるのではなく、それを絶対基準とせずに、自分たちの価値を恐れずにトンガラせましょう。

 

alu.jp

 

 


そして、人の記憶というマインドシェアを奪うことで、予約サイトを介さないでも集客ができるし、リピーターの数が増えていくと思います。

 

ちなみに、ウチは自社予約サイトの最後のリンクをbooking.comさんに飛ばしています。

 

え?ここまで話しといて草ww と思われるかもしれませんが全部ちゃんと理由があります。 

 

 

続きはオフラインで。笑

 

 

株式会社dotの御子柴でした。

 

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